お店にいらっしゃるお客様が口々におっしゃる言葉。
「もちの良い花はどれですか?」
「バラはもたないから、、、」
わかります。わかります。。わかりますけど。。。
でも手入れによってはバラってすごくもつんですよ。
そんなにもちばっかり言うなら生花じゃなくていいのでは?
生きてるものの変化を慈しみ観察して豊かな感性を磨いてみては?
じゃなければホコリかぶっても微動だにしない造花でいいのでは?
なんて心の叫びは口に出して言えるわけありませんが

友達の友達から聞いた話ですが(笑)
お店に入って来るなり「茎の太いバラある?」「茎の太いバラじゃないともたないからダメなのよ!貴方知ってる?花屋歴30年の人からアドバイスされたのだから絶対なのよ!」と。
私も実は花屋歴30年以上なんですけどね、、、とその友達の友達は心の中で呟いたとか。言っても仕方ありませんけどね。
でも、これって実はそれが全てじゃないんですよね😅
ぶっちゃけ、細かいことは面倒だからこう言っとけばまちがいないみたいな、、、だけであって茎の細いバラがもたなくてダメなんてことはないのです。
それよりも産地(環境や生産技術)だったり品種の特性によって左右されることが多いのですが、それを素人に言ってもわからないですからね。
だからとりあえず細くてヒョロイのよりしっかりしたやつを選んでねって言ってるだけなんです。
茎が太くなる要素は色々で、もちろん国産のバラより赤道直下や南米で育ったバラの方が茎は太いです。
でも国産より絶対いいかと言うとそれは人それぞれ。
華奢でしなやかで優雅な茎の細い繊細なバラを好きな人だっています。
そして茎が細くてもしっかり咲ききるもちの良いバラだってあります。
人間と一緒で、見た目だけじゃわからないものなんです。
だから決めつけないで欲しいなぁ、、、と友達の友達は言っておりました(笑)
ミセナも同感^_^